大口市と菱刈町が合併して伊佐市となりました。桜の名所「忠元公園」や、東洋のナイアガラ「曽木の滝」、夏場はキャンプのできる「十曽池」などの名所があります。また日本の巨木第三位の「エドヒガン桜」も有名です。
	
    
    十層池の奥にある奥十層の山の中にエドヒガン桜があります。桜としては日本一で、樹木全体では第三位となっている巨木です。十層池から山道を上り20分ぐらい走ったところに駐車場があり、そこから徒歩で山を10分ぐらい上ったところにあります。けっこうきついです。ご覧のようにかなり高い木で、看板によると樹高28メートルとあります。幹廻りは21メートルとなっていますが、空洞を含んだもので、上の幹自体はそんなに太くはないようです。
エドヒガン桜全景です

 
    
    エドヒガン桜の根元

 
	 
    
    
    
   	
     忠元公園の桜は、日本の桜百選にも選ばれていて、伊佐市では一番の桜の名所で、毎年桜の季節には桜まつりが開催されています。中央には芝生の広場があり、その周りを巡る道路沿いにたくさんの桜が植えられて、満開の時は非常に見ごたえがあります。
桜の由来看板

 
    伊佐(大口)看板

 
    
     広場全景

 
    
  
    忠元神社

 
    忠元公園駐車場

 
    
     
    
    
    
   	
     曽木の滝は伊佐市を流れる川内川にあり、東洋のナイアガラとも呼ばれている幅の広い滝です。滝の横が公園になっていて、春は桜、秋は紅葉が綺麗な名所です。

  曽木の滝全景 パノラマ
 
    
    曽木の滝

 
    洞窟に造られたきのこ園入口

 
    曽木の滝紅葉

 
    曽木の滝紅葉

 
     曽木の滝紅葉

 
    曽木の滝紅葉

 
    
   
    
    
    
   	
    
      
      曽木の滝から、さつま町の鶴田ダムまで流れる川内川の途中にあります。鶴田ダムの水位が高い時は水没していますが、水位が下がった時だけご覧のように発電所遺構が姿を現します。明治時代、日窒の創業者 野口 遼が建設したもので、その電力を大口や近くの金山に供給して、余剰電力を水俣にカーバイト工場を建設して送ったということです。このカーバイト工場が、のちの日本窒素,チッソ(現在のJNC)や旭化成、積水化学など日本を代表する化学工場へ発展していったそうです。昭和40年に鶴田ダムが完成してその役目を終えてダム湖に沈むことになりました。しかし、日本の化学工業の原点ともいうべきこの発電所は、時代を感じさせる煉瓦造りのレトロな雰囲気で現代に何かを語り掛けているようです。
    
    当時の曽木発電所全景
     
    
     曽木発電所へ向かう公園の道

 
     
     
       
       創設者 野口 遵(のぐち したがう)
        
      
     発電所内部の様子

 
 
      水路図
     (曽木の滝 看板)